【第一回】多肉植物用の植木鉢自作工程をご紹介します
こんにちは。
いつものんびりゴローのブログにお越しいただきありがとうございます。
ゴロー衛門は多肉植物を水耕栽培で育ててみたいと思い、諸サイトを参考にさせていただきながら試行錯誤を繰り返している現状です。
投稿の順番が逆転してしまいましたが・・・
先日、植木鉢自作の第二弾として以下の投稿しましたが、製作過程を含めた
【第一弾】を遅ればせながら投稿します。
- 投稿の順番が逆転してしまいましたが・・・
- 土耕栽培栽培への思い
- 宅内での土耕栽培に向けて光が射した!
- 土耕栽培用の鉢をDIYで作っちゃおうっ
- まずは手慣らしに・・
- 事件発生!!
- 道具が揃い、いざ穴開け作業開始
- 結果は如何に・・
- まとめ
- 今回入手した道具たち
土耕栽培栽培への思い
土耕栽培での生長の早さ、大きく生長する様子を伺うと、土耕栽培の魅力も
完全に切り捨てる事は「もったいないな~」と思うのですが、
一方、宅内に土を持ち込むことで「臭い」や「虫」の発生は、
避けがたい事とは思いつつも、「その点」は受け入れ難いなぁ~と思っています。
最近の市販されている多肉植物用の土について情報を探ると
- 「臭いが出にくい土」
- 「虫が湧きにくい土」など
最近では、室内で育成する事を前提に開発された土が販売されている様です。
宅内での土耕栽培に向けて光が射した!
多肉植物愛好家の皆さんの住宅環境や、生活環境のニーズに合わせた
土耕栽培用土の開発が革新的に進んでいる様なので、益々期待感が高まりました。
土耕栽培用の鉢をDIYで作っちゃおうっ
かねてから植木鉢にと狙っていた容器「ひっぱりだこ弁当」の陶器製の壺!
これに多肉植物を植えたいと密かに考えていました。
しかしいきなり本番は怖いですよね。 もし失敗したら・・・
予備の壺は持ち合わせていませんので「ひっぱりだこ弁当の壺」がアウト~~ッになるのは痛いです。
まずは手慣らしに・・
そこで練習台となる「いらない」陶器製の容器を探しました。
終活に向けて「断捨離」の掛け声の下、不用品はリサイクルショップに売ったり
粗大ゴミは市の焼却場へ持ち込み、少しづつ不用品を減らしているので、
なかなか「不用品」の陶器製の容器が出てこなかったのですが・・・。
ありました~~~。 KFCにて景品で貰ったカップです。
写真:KFCカップ 加工前
まずは手始めに「このカップ」で練習することにしました。
道具を揃えないと・・・・
必要な道具については先達のサイトを参考にさせていただきました。
いままで木や金属の穴開けはしたことがありますが、陶器への穴開けは経験がありません。
必要とする道具は・・
- 電動ハンドドリル
- ダイヤモンド ホールソー
電動ハンドドリルは分かりますが「ダイヤモンド ホールソー」とは何か?
情報収集すると木工などの穴開けで使用するホールソーの「刃」に当たる部分に
ダイヤモンドの粒子が装着されていて回転しながら対象物を「削り取る道具」ですね。
写真:ダイヤモンド ホールソーの写真
事件発生!!
現存の電動ハンドドリルは17~18年前、ウッドデッキで使うテーブルや椅子などを
自作するために購入したものでバッテリーの経年劣化は避けられず、
連続稼働時間が2分程度しかもたずに力尽きる事は理解できます。(ウルトラマンより短い!)
そこで代替バッテリーを調査すると・・・
製品番号:EZT901。
本家(パナソニック社)で調べると未だバッテリー製品は販売されている様ですが・・・「高い!」。
本体は未だ新しさを残していて『まだまだ使えそう」なので、もっと廉価のバッテリーが無いか探しました。
ありました~~互換製品が・・・。
緊急購入! 電動ハンドドリル用互換バッテリー
背に腹は代えられないと価格と評価をジックリ確認して、
もしこれでダメなら電動ハンドドリル本体ごと新調することで腹をくくりました。
商品が到着し最初の充電をしたところ、既に充電されていたようで程なく充電完了しました。
持続性と耐久性については、これから使用を続けてから評価したいと思いますがスタートは順調です。
写真:電動ドリルと新旧バッテリー(左側が互換バッテリーです)
道具が揃い、いざ穴開け作業開始
KFCのカップの底面に排水用の穴を開けます。
安全のためにメガネをして、手には軍手をしてケガをしないように注意しました。
ダイヤモンド ホールソーで「穴を開ける」というよりは、底面を削り取る感じになります。
木工や金属に穴を開ける時は、穴を開ける目標点からドリルの刃がずれない様に
「センターポンチ」で中心点にポチンと目印を付けますが、
今回の陶器ではセンターポンチは打てません。
ポチンとやると「陶器が割れてしましますので・・・。」
削り方は
- ダイヤモンド ホールソーを45度位に傾けて
- ユックリ・優しくカップの底面に接触させてキズを付けます。
- それまでは底面をダイヤモンド ホールソーが滑って細かいスリキズだらけになりました。
- やっとキズが付いたら、そこを起点に少しづつ削りを深めていきます。
- ソコソコ削り痕が深くなったら、ドリル本体をジワジワと立てていって
- ダイヤモンド ホールソーの刃全体がカップの底面に接する様にします。
- そこからは穴が開くまで削り続けます。
注意点
- くれぐれもドリルを強く押し付け過ぎない
- ダイヤモンド ホールソーの接触点には作業中に冷却用として水をかける
- 最初の起点となる部分にキズを付ける時はドリルを回転させた状態でカップの底面に接触させる。
- 底面に接触してから回転開始すると「ダイヤモンド ホールソーが滑りまくります」
穴が開くまで「約2分間程度」。
水を差して冷却しながらの作業でしたがスムースに穴開け出来ました。
作業後にダイヤモンド ホールソーの「刃」を確認しましたが、
特に研磨部のヘタリなどは確認できませんでした。
長期的な品質は不明ですが幸先よし! コスパよし!と言えますね。
結果は如何に・・
完成品の写真を添付します。
ゴロー衛門の思いとしては、初めての作品(?)としては「上出来」です。
写真:出来栄え(底面部と内部)
作業後の出来栄え
- 底面側の穴が右に少し広がっているのは「最初に45度位に斜めにして削り始める」ため穴が広がってしまいます。
- 内側の穴の淵の部分が少し剥がれた様です。
優しく削っていたつもりですがドリルの「押しつけが強かった?」のかもしれません。
まとめ
今までずっとやってみたいと思っていた、
気に入った食器を植木鉢化する事に初チャレンジしてみました。
今回の作業では、一部の道具は新規に揃える事になりましたが、
電動ハンドドリルのバッテリーも互換バッテリーで復活して、
本命の加工対象の「ひっぱりだこ弁当の壺」を含め、
行く行くはガラス食器の加工もしたいと思いますので、益々期待が広がります。
手始めでの陶器製食器の植木鉢化の体験を報告します。
今回入手した道具たち
①ダイヤモンド ホールソー
使用してみての感想
- 良い点
- とにかく価格が安い(10本セットでコスパ抜群です!!)
- 初回の使用で破損する事はありませんでした。
購入前は「安かろう悪かろう」を内心思っていました。
人工ダイヤモンドのツブツブが直ぐに取れてしますのでは??と・・・。
しかし「意外?」にも作業後に人工ダイヤモンドのツブツブ部を見ても欠落しているものは有りませんでした。(失礼しましたッ) - 悪い点
- 長期間の使用は未だしていませんので、現時点で耐久性は評価出来ません。
- 到着した商品には説明書等は付属していません。
(特に問題ありませんが・・)
ダイヤモンド コアビット
詳しくは下記のリンクからご確認ください。
②電動ドリル用互換バッテリー(EZT901互換)
使用してみての感想
- 良い点
- 価格が安い
- 2個セットで購入すると割安感が更に増します。
連続して作業される方は交互に充電して作業を続行できるので便利と思います。(ゴロー衛門は1個で購入しました) - 悪い点
- オリジナルの製品より少し大きくて重い
気になるレベルではありませんが・・・。 - 耐久性が心配
バッテリーは消耗品ですので使い方にもよりますが、3~5年程度もてば一般的な耐久性・品質かと判断しても良いかと思います。
EZT901互換バッテリー
詳しいそれぞれの情報は下記のリンクからご確認ください。
1個セット
2個セット
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。