復活(?) 古いPRO TREK!!
こんにちは。
のんびりゴローのブログにお立ち寄りいただきありがとうございます。
あらすじ
大掃除という訳ではありませんがカタヅケ時に古い時計が出てきました。
しばらく使用していませんでしたが、再利用に向けその復活劇(??)を投稿します。
該当機種のご紹介
製造元のカシオ計算機株式会社のホームページを調べると
その時計は2002年に販売開始させたようです。
購入時期な全く記憶にないのですが、
最長で18年前の製品となります。
- 機種:PRO TREK
- 型番:PRG-50
- 特徴:PRO TREKで太陽光発電(タフ・ソーラー)を採用しています。
【参考情報】
出典:カシオ計算機株式会社
歴代プロトレックの軌跡 - コンセプト - プロトレック - 腕時計 - CASIO
作業の経緯
ソーターセルで発電した電気は二次電池(製品名:CTL1616)に充電され
太陽光が当たらない等の発電できない時に二次電池から電源供給され
電池の残量に応じてPRO TREKは動作を継続します。
タフ・ソーラー充電されるということで「陽に当ててさえいれば電池交換は不要」と
思い込んでいたました。
しか~~し「電池交換不要」という認識はゴロー衛門の大間違いでした。
他の電池と同様に、充電される二次電池はいずれ寿命が尽きるということを
今回の症状(現象)を経験して改めて認識しました。
故障の症状
- バックライトが点灯しない(時々チカっと一瞬だけ点灯することもある)
- コンパス(方位計)はERRを表示して動作しない
- 高度計・気圧計は正常(?)に動作している様子
- 腕時計の表示部のバッテリー表示は「満タン」を示している
問題判別
予測される故障個所は
- タフ・ソーラーの故障
- 二次電池への充電回路の故障
- 二次電池自体の経年劣化あるいは故障
メーカーでの保守依頼は、郵送 または 実店舗への持ち込みが可能
電池交換での保守料金は3,000円前後+郵送の場合は送料
今回の目的として「この時計が無くて困るわけでない」ので
この後の作業はすべて自己責任ということを理解したうえで
二次電池の確認のため「内部」を覗いて見ることにした。
ここで絶対に必要になるのが「時計修理用の工具」
これがないとベルトのピンが外せません。
ねじ込み式の時計での裏カバーを外すときは必須ツールです。
幸い、過去の購入した手持ちの工具がありましたので早速作業開始です。
最初にベルトを外します。
裏側です。 4本のネジを緩めて裏カバーを外します。(ネジ式でラクチンでした)
裏カバーを外してテスターで二次電池の電圧を測定すると「2.5V]・・。
チャンと定格の電圧が出ているようです??
正規電池の型番は、CTL1616です。
う~~~~ん、ただ障害状況的には
- 時刻は正しく表示されているにも関わらず
- コンパス(方位計)を使用するとERRを表示し
- バックライトはほとんど点灯しない状況です。(良くてチラッ程度)
なんとなく「消費電力が大きいと動作が不安定」になっているみたい・・。
やっぱ二次電池を交換してみないと問題判別は先に進まないなぁ~~~
・・・ということで調べてみると、店舗での取り扱いはされていない様です。
もちろん100均での取り扱いはなく、メーカー修理以外では通販で購入可能です。
しかしこの時点では二次電池が劣化または不良になった確証がありませんでした。
電池1個で「千数百円」の投資はむむむ・・・・・。
しかも無駄になる可能性あるし・・・。
そこで名案(??)
二次電池:CTL1616には互換性のある代替電池は無いようですが、
一般のボタン電池でCR1616なるものが製品としてあります。
しかも100均で販売されています。
両電池の仕様は・・・・・
CTL1616:二次電池で充電することで再使用できます
- 電圧:2.3V
- 容量:13mAh
- 大きさ:直径16.0mm×高さ1.6mm
- その他:充電して再使用可能
CR1616:一般の電池で充電することはできません
- 電圧:3V
- 容量:60mAh
- 大きさ:直径16.0mm×高さ1.6mm
- その他:充電できません
「おおむね類似した仕様」と判断し
一時的な問題判別用としてCR1616を100均で購入し動作確認してみることに・・。
結果は・・
電池交換して動作確認をしてみるとチャンと動作しています。
コンパス(方位計)も正常に動作し、バックライトも点灯しました。
供給電圧が少し高いのですが当面このまま使用して様子を見ようかと思います。
注意点
基本的には故障や不具合があった場合は、
メーカーのサービス部門への修理依頼される事をお勧めします。
加えて今回使用した電池は正規な部品(CTL1616)ではありません。
今後、この時計にどのような悪影響が現れるか全く予想出来ていません。
もしゴロー衛門と同様にご自身で対応される場合は自己責任でお願いいたします。
改良点
使用予定の無かった時計が「一応」復活しましたので
腕時計としてでははく、ベルトに掛けられる様に工夫してみました。
リストバンドを外して「ベルトループに取り付けられる」ように改良!!
まとめ
興味本位で今回二次電池を一般の電池に交換してみましたが、
実はもう一台、もっと古~~~いPRO TREKが一緒に出てきました。
こちらも電池交換の検討をしてみようかなぁ~~なんて考えています。
機会がありましたら、その記事も投稿いたします。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。