確定申告 準備は大丈夫ですか? その2
前回投稿の「確定申告 準備は大丈夫ですか? その1」に続き、来年の確定申告に向けての環境の整理と動作確認を行いましたのでご報告いたします。 尚、個人向け確定申告は下図のe-Taxホームページの「確定申告作成コーナー」から実施しています。 パソコンに【e-Taxソフトをインストールしての確定申告】に関しましては経験がありませんのでご紹介は割愛させていただきます。
【e-Tax利用のための事前準備】
- 国税庁のe-Taxのホームページ記載の申告・申請の項目のピンク色のボタン「個人で電子申告をするには」のボタンを押して処理の流れを確認します。 具体的な事前準備の内容は左図の緑線で囲った中の項目1~4を行い、その後、本来の目的の項目5の「確定申告作成コーナー」で申告内容を作成します。 項目1~4で申請処理に必要な個人証明書等をなどの準備をします。
- 第一回目にe-Taxを利用したときには、自分の税金に対する知識が不足していたこともあり、記載内容が理解できず混乱した記憶があります。 いろいろなリンク先のページに説明されていましたが正直分りにくかったですね。 自分の場合は、単純に項目1~5を粛々と準備・処理すれば良かったのだと確定申告が終わった後に理解できました。 あちらこちらを読んでかえって混乱してしまいました。
- 【e-Tax】国税電子申告・納税システム(イータックス)
【確定申告の押さえどころ】
1.ハードウェアパソコン
- マイナンバー・カード
- マイナンバーカード交付申請 – マイナンバーカード総合サイト
2.マイナンバー・カードに格納する証明書の情報のまとめ
- 個人認証の証明の取得
- 申請者証明の取得
- 総務省|マイナンバー制度とマイナンバーカード|公的個人認証サービスによる電子証明書
3.各種の控除証明書の入手
- 各種保険控除(生命保険、火災保険、国民健康保険、国民年金代行払い証明 等)
- 医療費控除のための医療費、医療にかかる交通費、処方薬 などの領収書
- 住宅取得証明(住宅ローンの証明)
4.源泉徴収票の入手
- 給与所得
- 年金所得(個人年金、公的年金、企業年金 等)
- その他の所得(投資益、遺産相続、贈与 等)
5.公的認証サービスサイトを参考に非接触型ICカードリーダーの動作確認
- 公的個人認証サービスとは | 公的個人認証サービス ポータルサイト
- 各非接触型ICカードリーダーの製造元から最新のドライバーを入手しインストールされることをお勧めします。 ちなみに自分の非接触型ICカードリーダーは、ソニー製のRC-S-330と言う年代物(?)ですが、未だ現役で元気に動作しています。
【まとめ】
自分が確定申告を始めたきっかけは、一軒目の住宅を購入した時に住宅取得控除の適用を受けるために提出したのが第一回目で既に35年近く前のことです。 その頃はすべて手書きで書類を起票し、領収書を「人別・支払先別(病院、薬局、交通費など)に日付順に並べてホッチキス止めし、支払いの証拠として確定申告の書類に添付」して税務署まで持参していきました。 その後、ケガによる入院での医療費控除の適用や退職による給与所得以外の所得に対しての申告等々ほぼ毎年やっています。 ・・てな訳で「マイナンバーカードの普及が芳しくない」様子ですが、当方はeーTaxを利用したくて早々に作成しました。 自宅から都合の良い時間帯に準備できますので、会社勤めのころはとても助かりました。
長くなりましたが最後までお読みいただきありがとうございました。