のんびりゴローのブログ

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「日々の出来事をのんびり・せっせと書き連ねます。」

旅行記のまとめ [訪問先での想い出-2]

 

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[旅行記のまとめ [訪問先での想い出-1] - のんびりゴローのブログ]の続編となります。

 

 

ナポリーポンペイ

前回に引き続き、ポンペイの遺跡を訪問してきました。 ポンペイはヴェスヴィオ火山の噴火により火砕流と有毒ガスが人々を襲ったようです。 火砕流や火山灰は短時間のうちに5メートル(7メートルと説明していたようにもおもいますが)も積もってまさに一瞬にして古代の街を飲み込んだようです。 噴火の時期は諸説あるようですが、おおよそ今から1900年前頃に噴火し周辺の町を埋め尽くました。その後1670年間くらいはその存在を確認されていなかったようですが、ポツポツと古代の品々が発見されるようになり堆積した火山灰下に何かがあるということで発掘されるようになったとのことです。 

遺跡の大きさは東京ドームの約13個分ということですが、予算が不足しているため現在も未だ発掘作業は完了していません。 

遺跡を巡ってみてその大きさと当時の文明が大変進んでいたことに感嘆します。 道路設備、上水・下水の設備、ビジネスの発展していた様子など1900年以上前にこんなに進んだ文明が実在していたんだなぁ~と肌で感じると、古代に向けての思いを馳せりました。 それ以前から存在したローマ帝国の強大さを改めて感じます。

 

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娯楽施設の円形劇場跡です。 中央の舞台で拍手をするとマイクも無しで見事に劇場内に響き渡ります。 現在でもこの会場でコンサートなどが行われるとのことです。

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公衆浴場跡です。 温水、冷水、サウナの施設がありました。

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水道の蛇口。 口から水は出っ放しだったそうです。 また彫刻が道路標識の意味も兼ねていたとのことでした。

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火砕流の影響を受けなかった部分には、色褪せては来ていますが当時の壁画がそのまま残っています。

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石膏像というのをご存じでしょうか? 噴火で被災された人、動物などが堆積した火砕流や火山灰の下に長い時間埋もれていた結果、空洞ができているところに石膏を流し込み形作られた像です。 従って石膏の中には当時に被災された方の人骨が入っているとのことです。(写真は割愛させていただきます。)

 

出口近くから振り返って見た様子です。 結構な広さでした。

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ナポリーフィレンツェ

ポンペイ遺跡訪問の後、フィレンツェに移動です。 フィレンツェの英語名はフローレンス。 古代ローマ時代の花の女神フローラの町としてフロレンティアと名付けた事でこの名前になったそうです。 今回の旅行の無垢的に一つであるナポリーフィレンツェの移動手段として現地の新幹線「イタロ」に乗ることでした。 ・・・が、残念なことに今回の移動手段はもう一つの鉄道会社「トレニタリア」の列車を利用することになってしまいました(ガクッ)。 トレニタリアは以前にも乗っていたので今回は是非と考えた次第ですが、夢かないませんでした~~~。

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実際に乗ったのはコチラ。

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フィレンツェ

フィレンツェといえばドゥォーモ、ウフィツィ美術館そしてヴェッキオ橋。 それらを一望に見渡せる丘に登りました。

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ウフィツィ美術館の中もフラッシュ無しでしたら写真撮影はOKです。 皆さんもご存じのボッティチェッリの「春」と「ヴィーナスの誕生」という絵画はこの美術館に展示されていて超有名な作品です。 ドゥォーモ裏にある現地ガイドさんお勧めの[EDOARDO]というジェラート屋さんで昼食前の「前菜?」として二段重ねのジェラートをいただきました。 穴場のお店探しなど添乗員付きツアーはとっても助かります。

 

ピサ

フィレンツェの後に、ピサの斜塔でおなじみのピサを訪問しました。 ピサの斜塔って建設中から傾きだして、傾きを補正しながら上へ上へと建設を進めたそうです。 遠目で見るとちょっと【バナナ】のように反っているのがお分かりでしょうか? 4階ぐらいから反り始めていると思います。

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斜塔の裏側でチョッと変わった植物を見つけました。 斜塔と同じような角度でチョッといい感じで寄り添う様に斜めになっている木が愛らしいです。

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ヴェネツィア

今回の旅行の二つ目の目的。 ヴェネツィア訪問です。 是非サン・マルコ広場に行きたいと思っていました。 昨年の9月には高潮と満潮が重なり、ヴェネツィアの町が膝下くらいまで冠水していたので訪問できるか心配していたのですが幸い塩も引き無事訪問できました。

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サン・マルコ広場に面したドゥカーレ宮殿、サン・マルコ寺院、鐘楼と訪れてみたかった場所でした。 サン・マルコ寺院内はフラッシュなしでも撮影禁止ですが、壁画や天井画は金などを惜しみなく使用しており、四角いモザイク状のガラスが絵画を保護するように張られているのため、現在に至っても色褪せない状態を維持しているそうです。

その後はヴェネツィアングラスの工房を訪問し、職人さんのガラス加工作業を目前で見学しました。 最初はガラスの花瓶(ラッパのように下部が丸くなっている物)をイメージして見ていたのですが、真っ赤に熱されたガラスをまるで飴細工を行っているかの如く巧みに扱い、あれよあれよと言う間に見事な水差しを作ってくれました。 その時間、わずか2分30秒程度。 職人さんの卓越した技に感動しました。 見学後、ショップに行き製品を見ましたが「素晴らしい!」と思う製品はとてもとても手の届かない価格ばかりでしたので【目の保養】だけで我慢しました。 

 

ドゥカーレ宮殿

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サン・マルコ寺院

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鐘楼

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リアルト橋から望む

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ミラノ

最後の訪問地のミラノ。 スフォルツェスコ城を経由してミラノ ドゥォーモにを見学。 ドゥォーモの規模とその美しさには何度見ても心を揺さぶられます。

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ドゥォーモ内にある「日時計」。 写真中央の白い大理石のつうろの様なものに黒い線(実は金で出来た線です)があるのは昔の日時計。 白い大理石を先に行った天井に小さな穴が開いていてそこから季節に応じた角度で太陽の光が差し込んで季節を知らせます。 白い大理石には各月の星座のマークが記されています。 写真はうお座とさそり座の部分です。

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有名店がお店を連ねる「ガレリア」。 この丸天井の下に牛のモザイクが描かれていてその牛の絵の上で【かかとでクルリと回転する】とまたミラノに戻ってこれると言われています。 写真では見えませんが牛の絵はクリスマスツリーの右側にあります。

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ミラノ マルペンサ空港

旅の終わりのミラノ マルペンサ空港。 

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成田空港

無事に定刻帰国です。

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長い投稿になってしましましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

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