トラベラーズノート風の手帳ケースを自作してみた
こんにちは。 いつものんびりゴローのブログにお越しいただきありがとうございます。
今回、シンプルで使い方の自由度の高いトラベラーズノート風の手帳カバーを自作しましたのでご紹介します。
目次
はじめに
仕事に就いている頃は、スマホにインストールしたスケジュール管理アプリとTo Do Listの管理アプリを主として利用していました。
手書きの手帳はスマホの故障、紛失に備えたバックアップの目的と情報を永久保存版(大袈裟ですね)として保管することが第一の目的でした。
手帳は手放せません
まだ現役の頃、とっさの思いつきを書き留めたり、お客様との打ち合わせや交渉などで機敏に且つ、スマートにメモを取るために手帳は手放せませんでした。
スマホのメモアプリも良いのですが、インプットするには多少手間が掛かり会話のペースでメモは取れませんでした。 加えてそもそも先方様の前でスマホへの入力は失礼に当たるかと思い手書きの手帳と併用していました。
もともとメモ魔ではありませんが、メモを取ることに全く抵抗がなかったので(お世辞にも字は達筆とは言い難いですが・・)文房具などはこだわりを持って色々と物色していました。
利用していた手帳は、最近利用されていらっしゃる方はあまりお見掛けしないのですが、システム手帳のバイブル版を長く利用していました。
途中ほぼ日手帳のオリジナル、システム手帳のA5判、手帳メーカーから発売されるB6判の手帳などに浮気を重ね、最終的にスタート地点で使用したバイブル版に戻って来た次第です。
システム手帳の魅力は
システム手帳を気に入っていた点は・・・
- バインダーの種類が多く洋服を着替えるように気分で選べる
- リフィルの構成次第で自分好みの手帳に仕上げられる
- 使用後のリフィルを保管用バインダーに移して年単位で保存できる
- 自分の過去の行動の振り返り(FACT分析)に活用できる
- なんか仕事が出来そうな錯覚に浸れる
などがゴロー衛門が長く使用した理由でした。
今回の試み
現在、仕事を離れスマホのアプリとTo Do Listのアプリを補完するため100均で年間ダイヤリーを購入し使用していましたが・・・
- カバーが無いので貧相
- とっさのメモがとりたい(会話中の途中など・・・)
- 手書きのノート部分がほしい
- システム手帳では厚い
などの理由から兼ねてから興味のあったトラベラーズノートを参考に手作りすることにしました。
制作の経緯
さて制作にあたり素材選び、デザイン等アイデアを練りましたが、元々その手のセンスはありませんのでまずは作ってみようという出たとこ勝負感満載で始まりました。
使用した素材は・・・
- カバー本体の素材:手芸ショップで本革(厚さ:1.6mm)の端切れを調達
- 手帳を固定するゴムひも:100均の手芸コーナーで調達
- ゴムひもの固定用金具:自宅にあった電線用端子の加工利用
と、比較的調達しやすい普通の素材です。
作品のご紹介(チョッと自慢気味ですが・・)
そこで試作 兼 本番1号の完成品はコチラです。
レザークラフトは今回が初めてのため、本革の処理やフチの部分の仕上げなど全く手付かずの本革感むき出しの粗削り作品です。
作り方のまとめ
作り方は至って簡単です。
- 100均ダイヤリーの大きさを測ります。(横 174 mm 縦 143 mm 厚さ 4 mm)
- 本革に切り取るための線を引きます。
- 今回の寸法:上下:ほぼ手帳にピッタシのサイズ
- 横幅:手帳見開き分+1cm (メモ用ののノートも収納するため)
- カッターでズレないように注意して切り出します。
- 本革を裏返し、横幅の中央にガイド用の線を引きます。
- 中央のガイド線に沿いゴム紐を通す穴をあけます。
- 上下の両端から 5mm, 25mmの各位置に印をつける
- 合計4か所にセンターポンチで3mmの穴をあけます
- 内側に手帳を挟めるようにゴム紐を通します。
- 末端は縛っただけでも様ですが、アクセサリーを兼ねてほどけ防止用に配線用の金属性端子をカシメました。(ゴム紐の末端に見える真鍮色の金具です)
- 通したゴム紐の間に手帳の中央部分を挟み込みます。これを2冊分行います。
- 手帳カバーがパクパクしないように裏表紙に穴を開けてゴム紐で縦に止めるようにしました。
出来上がった感想
- レザークラフト初体験での作品としてはゴロー衛門、大満足です。
- ペンを挟むところが無いのでペンホルダーが欲しいですね。
- メモ用のノートは無印の方眼ノートです。 こちらはA6判のため3mm程度切り詰めての今回は使用しています。
- レザークラフトも何か面白そうです。 もう少し遊んでみようかと・・・。
今後の拡張予定
手帳用の細身のシャープペンまたはボールペンが収納できるペンホルダーを追加作成しようかと考えています。
ご参考情報
材料:本革シート(210mm x 290mm x 1.6mm) ¥580税別
固定用ゴム紐 ¥100税別
概算費用:¥680税別
道具:カッターナイフ、 センターポンチ(3mm) ←コチラは家にあったので未購入
追伸
本革シートはA4サイズのため今回の100均ダイヤリーでは2個分切り出せそうです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。